続 森くん

この前、27時間テレビを見終わった時に思うことがあって。それもあって、ここをはじめた。

(お断り。この後に書くことは私の想像と感情で書かれています。)

 

私はそんなに深いジャニーズファンではない。はじめに好きになったのはSMAPで、その後だいぶ開いての嵐だったのでブランクがずいぶんあると思う。ただし、kinkiとV6とTOKIOはテレビで好んで見ては、いた。コンサートも友達に誘われ、TOKIO以外は行った事があるのでまあまあ深いのかも知れないけれど。

 

言われだして久しいと思うけれど、J事務所の派閥に関しては自然と耳に入ってきていた。始めのうちは、SMAPというグループが事務所の方針に合わないから出てきている話なんだろうと思っていた。(実際、彼らはあまり事務所のことを話さなかったし。どこかよそよそしかった。)

それがここ最近、派閥と言う言葉が歌番組やドラマなどの話題で聞かれ始め、とうとう歌番組でのすみわけにまで発展していった様子にはびっくりした。

そういった話は、聞くとなんとも寂しくて哀しい思いしかせず、ファンにはなんのメリットもないなあと思っていてひそかに心を痛めていた。だって、それぞれの派閥?で仲良くメドレーとかしたり、プロデュースしたりしてるんだよ?それぞれを見てたら楽しいかも知れないけど、やっぱりなんか寂しかった。でも仕方ないのかなあと思っていた。

 

そんな気持ちでいるときの27時間テレビSMAPがこれ以上に本心を本気を出して頑張った番組だったと思う。そして、フィナーレに向けて、大きなサプライズがあった。森くんからの手紙だ。ほんとは出てくれるんじゃないかとどこかで期待してた。最近の彼がオートレース界の広告塔になってテレビに出るようになっていたからかもしれない。でも、今回はまだ、手紙だった。

そう、まだ。私はそう思っている。

何故なら。私にはどうしてもSMAPが森君を取り戻そうとしているとしか思えなくなってきていたから。あの引退後、森くんはテレビの中のSMAPから抹消された。不自然なくらい、こちらが受け入れられないほどの極端さで。私たちが受け入れられないのは、まるでいなかったように扱われたことに対してだったと思う。私たちでさえそうなんだから、SMAPはもっと事務所かテレビに不信感を募らせたんじゃないかと思う。そんなこと、おとなしく聞くような人たちじゃないし。笑。もちろん、ファンが悲しんでいるのも知っていたと思う。そっちのほうが彼らには堪えたかもしれない。じゃあどうするか。まあ、実際に森くんを取り戻すのは元より無理で。彼は自分の意思で辞めて行ったのだから。でも、せめて彼がいたころの映像でのカットや、話題にできないといったタブー感は払拭したいと思ったんじゃないんだろうか。自分たちのファンの為に。それには彼らが力をつけるしかなかったんじゃないんだろうか。事務所内での位置を確立し、発言権を持てるようになり、テレビ側にも発言したり。長く長く長く長く、時間をかけて信頼と信用を集めたんじゃないんだろうか。その副産物としての派閥なんじゃないんだろうか。そう思えて仕方ない。でもそれって嬉しいしすごいことだけど、やっぱり哀しい。

 

ここに書いたことは100%私の想像で、本当のことなんてまったくわからない。

 

でもやっぱり早く派閥がなくなって競演をしてみんなでわいわいと騒いで欲しいと思うので一日も早くその日が来ることを祈って。