若者たち2014 7話
今日の昼顔本放送前に、録画を見る。
なんか予感がしたんだね。昼顔見た後に見ちゃいけないって。
はじめ。
1話を見たとき、ああ、これは見ないな。
と思った。
すべてにおいて熱苦しかったから。
でも、そのおかげでがっつりと印象付けられてしまい、翌週も見て今に至る。
今や、一番楽しみなドラマ。
確かにイマドキではない、昭和風のドラマではある。
でも、私は昭和世代だし、昭和と平成は決して途切れても切り替わったわけでもない。
つながっている。
その、昭和なんだけど平成。つまりは現在。
そういうことなんだろうか。
印象に残ったシーン。
今回でいえば、末っ子が好きな女の子の学校にまで乗り込んで行って復縁を迫る場面。思わず大きな声を出す末っ子に、「やめて。大きな声出さないで。」と懇願した少女の後ろを合唱した少女たちが離れて通り過ぎて行く。
その歌声の清らかさは、無垢な少女の象徴なんだろうか。
しかし、同じ少女であるのに対し、片方はもうすでに女として愛に囚われ翻弄している。
また、子供を早産で授かってしまったゆえの長男の迷いと戸惑い。
どれだけ綺麗事を語ったとしても、自分の身に降りかかれば誰しも自分が大事なのだ。
亡くすかもしれない小さなぬくもりを受け入れきれない未熟な親。
子供の名前を呼ばないということが、それを際立たせ、最後に受け入れたことを表すようにして呼ばれた子供の名。あかり。
どうか、苦労はしても幸せになれる人生でありますように。
次週は末っ子が嫉妬に狂い、取り返しのつかないことをしてしまうらしい。
初めての恋。恋敵は兄。勝ち目はない。
苦しくて辛くて、彼がその思いを吐き出した先が、終わりのないネットの世界。
一生消えない。感情と違って、取り返しのつかない行動。
恐ろしい世界に、私たちはいともたやすく、触れてしまえる。
私たちがこうやって進化したのは正しいことだったのだろうか。