来るべき時がきたのか

のんきに外出先から帰ってきた私の目に飛び込んできた文字があった。

SMAP解散。

 

・・・は?

・・・・はぁ??!

 

疑心暗鬼で飲み込んだこの事態は、意外と早く展開した。そう。事務所からの発表。これは解散がガセではないという完全な肯定であり、決定事項だった。

 

正直に言えば1月の騒動後、活動休止までは予想して覚悟していた。でも楽観視してたのは確かで、浮かれたものを書いていた私もいる。だって、物事がいい方に進むと信じた方がいいと考えてるから。誰一人いなくならないでほしいと思っていたし、そういう気持ちを彼らは知っていると思ったから。ただ、そこからいつまでたっても事態が好転している様子は見えなかった。そしていつしか、覚悟は決めていた様な気がする。その時に向けて。

 

そして迎えたこの日。

 

本当に、解散しちゃうんだろうか。一緒に活動できないって、そんなところまで来てしまっていたのか。我慢して五人でいて欲しいわけなんかじゃない。五人で納得して解散を決めたんだと信じたい。自分達らしく生きるには、もうこれしかないと苦渋の決断したんだと信じたい。

だとしたら、もう年末まで五人が揃ったところは見れないんじゃないんだろうか。五人でいるのが難しいなら、そういうことなんじゃないんだろうか。

 

解散しないと信じて待っていたファンは本当に辛いと思う。ある日急に目の前から5人が消えてしまうんだよ。2度と揃わない。それが辛くないわけがない。辛すぎる。自分に置き換えても、辛い。

 

でも。未来なんて誰にもわからない。解散を撤回してもいいんだよ。再結成してもいいんだよ。すぐじゃなくてもいいんだよ。その確率としては、とてつもなく低い可能性に私は長い目で期待していきたいと思う。再結成したバンドを幾つも見てきたから。

 

だから帰ってきてほしい。

今は見送ることしかできないけれど。