タントウってなに?カケモチっておいしいの?

昨今、ジャニヲタさんたちが呟いたりカキカキしたり統計ってたりしますね。興味があるので読ませていただくんですが、いつも大前提がワカラナイ。

ジャニヲタってなに?
タントウってなに??
カケモチっておいしいの???
って事です。

嵐が好きな私が言うのも変なんでしょうが、そもそもバンドが好きで。そこで好きだったインタビュアーさんが嵐をインタビューしていた記事を読んだ事によって嵐を好きになったのです。流れとしては、バンド→ジャニーズですね。でもバンドも好きなままです。(25年以上CDを買い、ライブに足を運んでいます)

これってジャニヲタって言わないんじゃないのでしょうか。はい、まずここでジャニヲタってなに?って思うわけです。(オリキとは違うって事くらいはわかる)
ジャニーズは、SMAPは森くんがいるときから好きだったし、TOKIOも、学校に行こうのv6もKinKi Kidsも好きだったんですよ。コンサートに行った事もありました。
特撮ヒーローが好きだった時もあるし、俳優さんが好きな時もある。女性アイドルが好きな時もあるし、漫画アニメも好きだった。
私の中で好きという感情に触れないのは、スポーツと韓流とEXILEだけだった。好みの問題もあるけれど、多分容量いっぱいだからなんじゃないかと思う。なんの容量なのか。それはきっと私の興味の容量なんじゃないかなあって思う。気になるけど、そこまで手が回らないの。って事かな。

好きなものが全部、好きというベクトルを持っている。それが私を元気で幸せで、困難な出来事にも立ち向かえるようにしてくれている。ケーブルの中に通っている無数の線が私を動かし、また次につながっていく。
そのためにいる、ある、私の大切な宝物たち。
誰より幸せであって欲しいし、悲しい思いなんかして欲しくない。傷つけないように大切に好きでい続ける。時に困難が彼らの上に降り注いでも、じっと困難がかき消されることを夢見て耐えて待つ事は出来る。それが私の好きでいるっていう事。

好きなものを全力で愛する事に、タントウだのカケモチだのは私には関係ない。好きなものは好きなんですよ。その気持ちに一途さを付加させるなんて、あり得ない。はじめから一途ですもん。

ほら、こんな私だからやっぱり思う。

ジャニヲタってなに?
タントウってなに??
カケモチっておいしいの???





DVDレンタル80円②

おと・な・り [DVD]

はい、2本目これ借りました。言わずもがな、現在の大河「黒田官兵衛」岡田氏の5年前くらいの作品。つまり、SP以前ですな。身体が今ほどゴツく無いのでちょっと新鮮。恋愛モノは岡田氏も言ってるけどあまり無いんだよねえ。これと東京タワーくらいしか私も見てないな。

見始めてあんまり期待していない自分がいたのは確か。あまり気乗りしないで見始めたし。でも最後30分位はもう、釘付けになってしまった。急にぐん!と引力が強まったんじゃないんだろうかというくらいの展開。いやあ久しぶりに引き込まれた!恥ずかしそうに連絡網を回す岡田氏。声をかけるタイミングを逃す岡田氏。か、かわいい。。。これっておとなりさんのこと気づいてたんだろうか。昔好きだったりしたんだろうか。その辺を明確に描かれていないのがこれまた素晴らしい。全てを丁寧に描いてくれるのもいいけど、解釈はあなた次第っていうのがとても好き。

わたし的には、最後のエンドロールがたまんなく好きです。本当にすごく印象に残った。この映画の醍醐味は、この最後に集約されてると言ってもいいんじゃないだろうか。

見終わって、これを80円で借りた事に後ろめたさを感じた。多分近いうちにDVD買うと思う。

なんでなんだろう。ささやかな恋愛映画で特に大きなことが起きるわけでもない。ロマンティックな展開も濃厚なラブシーンもない。それでも、最後のエンドロールに向かって集められていった音のピース達が一気にぎゅっと組み合わさって組曲が出来上がったかのような感動。

純粋にいいなあと思えた。恋愛が、っていうと陳腐になってしまうので言わないけれど。

また見直そう。

DVDレンタル80円①

安すぎる。借りてきた二枚を観終わって思わず呟いてしまった。借りたのはこの二枚。(今更とか古いとかまあ置いといて)

告白

おと・な・り [DVD]

告白は、ドラマ「Nのために」を見ているのでようやく重い腰を上げた感じ。この映画が世間を巻き込んで話題になっていた時は、正直怖くて見れなかった。湊さんの作品って闇が大きすぎて、その闇に溺れてしまいそうだったから。そういう作品にはやはり触れることに躊躇してしまうので今回はいい機会だった。

見終わって、その感想を人と語った後にその闇への躊躇というものに対して腑に落ちた事があった。それは、誰もが持っているちょっとした感情の乱れが繋がって繋がってああいう事象が起きてしまう。だからこそ、その闇が怖いんだなっていうことだった。だって私にも家族にも電車で隣に座った人誰にでも起こり得る感情だから。闇がどこにでもあるっていう漠然とした怖れを彼女は描いている。だから映像化されやすいのかな。

ただ、見終わった後に闇があまり重く残らないことの不思議。それって、初めは謎だった事が解かれてゆき、原因が些細な事に分散されてしまうからこそ、見終わった後が意外とあっさりしてしまうということなんだろうか。べた塗りのような液体のような重さの闇で、それに溺れてしまうと思っていたのが、近づいたら細かい霧のような闇の集合だったから結局は濡れなかった、みたいな。夏のミストシャワーみたいな恐怖っていまいち怖くないもんね。

意外と、長くなってしまった。2本目は後で。

この秋の忙しさったら

取り敢えずテレビチェックしまくったこの秋。毎日毎日、色々な番組を録画してましたとも。ドラマ+嵐さん+歌番組+ジャニーズ番組多数。。。もうね、レコーダーがやばかった。いつもならドラマ+嵐さんなんだけど、何故だか今はkinkiとV6までフォローしだして大変なことになってきた。笑。残容量が私にはあり得ない少なさになっていたりでほんとビックリ。特にkinkiさんは、アルバム発売があるとかで気付けば出てるし、録りこぼしにヒヤヒヤする。

しかしなんでこんな事になったんだろう。これは世に言うDDみたいではないか!おかげで最近は、jumpの伊野尾さんも見分けられ、westの子達もわかってきた。(ハマちゃんのロケがツボっぽい。)


しかし、今なぜkinkiさんなのか。
kinkiさんは。本人はともかく曲も声も好きで最近ずっと聞いてる。もちろん新しく始まった番組、ブンブブーンも超楽しい!毎週心の底から楽しみだ。


お二人には、嵐さんのデジコン落選で、とてもとても辛い心を慰めてもらってる最中です。癒される。。。

V6は20周年っていうのもあるからFCに入ってお祝いしたいという気持ちが抑えられない。笑。シングルも買わせていただきました!


別に私は、この世界(ジャニーズ)にありがちな担当っていうものを自覚していないので、自覚していなければ担降りでもないし、好きな人たちが増えたっていう感じ。俳優さんを好きな気持ちと一緒。

同じように気になる俳優さんも出てきた。窪田正孝さん。Nのために、というドラマでもうキュンキュンしてしまっている。主題歌のsillyも購入してしまった。

Silly

Silly

切ない。この切なさを最大限に盛り上げる主題歌を流すタイミングが、もう!すごく!!良くて。もう買うしか無かった。

しまった。このドラマの話は次回に持ち越そう。なんたって気付けばもう最終回。すごく素敵なドラマ。ああ、忙しくてもいいや。




若者たち 最終回にあたって

こっちは最終回って思う。なんだろう、綺麗にまとまったからかな。

始まったときは、見ないと思ったドラマだったけど展開にどんどん引きずられて見てた。多分一番すっきりしたんだろうなー。ひとつひとつにきちんと向き合い、答えが出たり、出なかったり。ここでの出なかった答えというのは、この先に続いていくという物語の奥行きだと私は思っていて。この不安定さが人生というものにとても似ているなあと思う。

人生なんて一寸先は闇。でも光もある。そういう物語だった。

だから子供の名前が「あかり」というのがとっても腑に落ちた。

どうか、あの家族に幸多かれ。
いるはずのない彼らの幸せを祈る。


昼顔の最後について

あえて最終回について、とは書かない。なんとなくそれが自分にはちょうどいいからかな。

一応、最後まで見た昼顔。なんかもう、で?どうなんだよ、って思いながら見てた。井上さん!ちょっと!!って思った。けどさ、結局はドラマだし、無茶はできないし、最大公約数の人に向けてるんだもんな、って割り切った。

なーんにも変わんないし、なーんにも解決しなかった。サワは離婚したじゃん、って思う人もいるんだろうけど、そもそも彼女が昼顔妻になった原因の一因、旦那さんとのセックスについてはなんの解決も衝突もなかった。これってどうなの。サワはなにも言わずに去ったんだろうか。

私は女なのでわからないけれど、こういう問題は相手が変わればできちゃうもんなの⁇でも会社の小悪魔女子でさえ無理だったんでしょ⁇あの旦那さんはその原因も知らされずに、ただ奥さんに裏切られた自分を受け入れなければならないんだろうか。それって辛いと思うんだけど、自分が不能とはっきり言われるよりはいいの⁇


なんだか不完全燃焼の上、サワの最後のセリフがこれまた中途半端だった。


また神様を怒らせてしまうかもしれません。


そう。きっと綺麗な思い出を持って彼女はこの先も生きる。甘美な罪の意識が、辛い別れを美しく彩るんだろう。

元に戻るのであれば、きちんとどこの夫婦も向き合って欲しかった。現実味がない、綺麗事と言われるかもしれないけれど、創作なんだし。
元に戻らないのであれば、もっと突き詰めて欲しかった。一緒にいるけれど籍を入れられないもどかしさや、家を出たことへの遣る瀬無さ。そして、望んだはずの生活に疲弊していくかもしれない彼らの行く末を。



そういった、ありふれていないものを感じさせて欲しかった。仮想現実を味あわせて欲しかった。現実から解放される快感を与えて欲しかった。

でももしかしたら、そういうものが現実なんだろうか。だとしたら、私の望んだ仮想現実はドラマの通りだったのかもしれない。

でもそれでも。
もしもあの時。
そういう分かれ道の選ばなかった方の別世界の物語。


それが見たくて私は昼顔を見たのだろう。